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虚構、論理、拡大

 

思考センター

 

 思考センターは別名がない。おそらく生物として新しい性質で機能が少なく、表記ブレがないのだと思う。思考とは存在や野性のように生まれた瞬間から組み込まれているものではない。機能として持ちながら必ず外から取り入れるものである。よって外から流入する力である。存在や野性と違い、内側から湧く純粋な虚構は存在しない。

 思考センターの特徴は自然の摂理と離れているという事である。自然の摂理のように確固たる法則ではないので虚構はある日突然跡形もなくなる。他のセンターをベースにした本質が思考を利用する場合、理論という面ばかりを使用する場合が多い。この力の使用に注意力が必要となる。注意が逸れてしまうと上手くいかないか力を発揮しきれない。意志を持ってコントロールする必要のある力である。思考そのものはウィルスの性質に似ている。区切りなく、物質の代謝を行わず、自己複製のみ行う。

 

思考センターのT-model

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​虚構

 

 

 直接経験のみで生きる他の人類は巨大な群れを作れなかった。存在と情動だけで生きていた他の人類は滅んでしまった。動物は1人のカリスマが集団を纏めるには限界がある。多少ブレがあるが大凡150人迄の群れしか統率できない。そんななかサピエンスのみが共同幻想を持ち千にも万にも及ぶ群れを作ることができた。虚構、つまり思考とは人類が選び取った性質である。文字・言語・数字・神話などなど実際に存在しない上に自分とはかけ離れているものを扱う。

​未来

 

 

 思考は未来を認識している。これは狩猟採集民と農耕民の違いでもある。天気や水害を予測したりするのは思考の力だ。膨大なデータを整理し予測することは情動の処理範囲外である。そしてデータも予測も今ここに存在するものではない。虚構が無ければ扱えないのが未来である。

否定

 

 

 思考の力の性質は否定である。 過去や現状を否定してより良くなろうという力も否定の力だ。サスペクトと言い換えてもいいかも知れない。

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