T-model
三角本質可視化法
パスの名称、タイプごとの象徴
人間は本質が欠けた状態で生まれてきてしまう。不完全な神であるアルコーンのようだ。よってエニアグラムにおける変六角形のパスの象徴にアルコーンを割り当てた。
グノーシス神話では、デーミウルゴスは低次世界を作った。低次創世神は、世界を創生後6体の神々を生み出した。この神々にはデーミウルゴスが持つ光(神秘性)を与えられていない。炎のみが与えられている。
ここで詳しく各タイプについて書くと一覧性がそがれるので、一旦ぼんやりとこんな性質なのだと理解してもらえる程度にまで情報をそぎ落とした。
詳しい解説は個別に用意するのでそちらを参照されたし。



T1 神聖
エローアイオス
エローアイオスは神性に結び付けられている。写本によってはプロノイア(摂理・ヘイマルメネー)と結び付けられる。存在と情動によって生物学的に完成されている。自分にとって必要な物を的確に選択し俗世に汚染されない強みがある一方、思考の力が欠けているので一度流入したものを疑うことが難しい。成熟しきる前に取り込んでしまった虚構がそのまま超自我として君臨しやすい。
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T2 火
ヤゾー
ヤゾーは火に結び付けられている。写本によっては支配と結び付けられている。ヤルダバオートは闇と火の内に育っている。火は物質ではなく現象であり、実体を持たない。そこにはただ燃焼という現象があるばかりである。これは野性は物質的ではない事と合致する。エネルギーを変成させ、物質と結びつき、燃えなかった物質を残す。思考が司る数理的事実よりも「見たもの・知っていること」を重視する。把握できる範囲の現実に対して強いが、情動の範疇外では非常に弱い。
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T4 善
アスタファイオス
アスタファイオスは善に結び付けられている。写本によっては神性と結び付けられる。この神性はある一面では真理と近いが、アルコーンである以上完全性を欠いている。情動の特性を強く受ける真理である。低次世界の真理ではない。自分の見たことがある真理。それは確かに自分にとってだけの真理である。それを肯定し遂行することは、自分に対しての善だ。社会の承認を必要としない個人的絶対善である。
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T5 理解
アドーニン
アドーニンは理解に結び付けられる。写本によっては妬みに結びつけられる。多くを思考でメタ的に理解するが、情動を使いこなしきってはいないので我が摂理として内在化ができない。何かが理解できれば出来るほど何も理解できていないと痛感する。仕理解をしても未来や過去にいて現在という座標の実感を感じることが難しい。
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T7 知恵
サバダイオス
サバダイオスは知恵に結びつけられている。この知恵はプレーローマの叡智ではなくソフィア的知恵である。向こう見ずな好奇心や情欲的な「知りたい」である。深く理解したり内在化することよりも数多くの面白そうなことを美味しいところだけつまみ食いして歩くような知恵である。
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T8 王国
アドーナイオス
アドーナイオスは王国に結び付けられてれる。王国とは王という存在を基にした虚構で統治するテリトリーである。自らの存在を基盤にテリトリーを統治する。王はなぜ王なのかといえば、権威があるから王なのである。権威は存在に由来しているそれは暴力である。または劣化した形の金銭や権力だったりする。
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