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エニアグラムセンターの再解釈

 

 三の法則により割り当てられた各センターの頂点を私はそれぞれ9を存在、3を情動、6を思考と呼ぶ。これは人間を構成するこれ以上分割できない3つの要素である。この要素は本質の持つ三つの力である。さらに正三角形の頂点の両隣の点も力も同じ力を持っている。

 当サイトではグルジエフの思想を根底に置き、性格分類としてのエニアグラムを再考している。

 

 T-modelが既存のエニアグラムの解釈をより深めたい方へのツールになれば幸いである。

思考について

 

思考センターは、各組織で表記ブレがない。思考とは存在や野性のように生まれた瞬間から組み込まれていない。思考は外から流入する力である。存在や情動と違い内側から湧く純粋な虚構は存在しない。他のセンターをベースにした本質が思考を利用する場合、理論という面ばかりを使用する場合が多い。力の性質は否定である。

存在について

 

存在センターとは、本能や運動とも呼ばれるセンターである。本能は情動と被ってしまう面があるので「生物学的運動」と解釈した方が正しいだろう。存在は内面から必要として外側へ獲得しに向かう力である。他のセンターをベースにした本質が存在を利用する場合、物質という面ばかり使用する場合が多い。力の性質は中和である。

情動について

 

情動センターとは、感情や関心などと呼ばれるセンターである。これは他の動物で言うところの野性とも言える。空気を読むだとか雰囲気を察するなどは実際に餌を食うように物質を処理しない。しかし、生きる為に必要な処理である。情動は内から湧いてくると同時に外から流入する力である。力の性質は肯定である。

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